kanaria―violetの日記

女子大生二人の交換日記。

【花】第2回 マブはマブでいいじゃんか

こんばんは。花です。

家から出ない暮らしは、なんだか代わり映えがなくて、そもそも早く起きれないから暮らしの密度もとても低いです。でも、つらいことはひとつもないから、平和です。前よりずっと。

最近料理にはまっていて、色々常備菜を作ってる。レンジを使った時短レシピがブームです。

 

ベランダと桜の花びらの写真、きれいだった。うちのベランダはどうしたらいいかわからない大きめの燃えないゴミがたくさん置いてあります。なんとかしなきゃな。粗大ゴミ捨てるのって不要不急なんだろうか。

 

ロバート・ヒューズ、観ました。すごく綺麗で、幻想的で、神秘的な世界観だった。蒼葵さん、ミレーのオフィーリアとかも好きそう。春とかも。

私はクリムトが好き。生と死、愛と官能、エロスとタナトスの画家。クリムトにとってのエロスというのは、生と死の境界にあるの。抽象的な絵や暗喩のようなモチーフが多くて、意味性が強いところが好き。色彩も美学も好きだけれど。一時期かなり入れ込んでいた。

クリムトのアトリエ、ウィーンにあるの。いつか行ってみたいな。

最近はシャガールとか、ウィリアムターナーとか、ちまちま勉強してます。

 

月は綺麗だね。私も月が好きだよ。憧れではないけど、月は好きだ。こっち側な気がするんだよ。太陽より月、春より秋、黄色とかピンクとか明るい色より、グレー、黒。なんだろうね。引け目があるのかなあ。月は干渉してこないけどそこにいてくれるから好きだよ。

 

寝たら温度が下がる、か。

あんまりないかもしれない。怒りは怒りのままだし、好きは好きのままだな。どうでもよくなるとしたら、それは冷静になっているだけで、底の怒りや悲しみは変わっていないような気がする。

 

私が感情を塗り替えられてしまうのは、本や、漫画、映画、劇、何らかの物語を摂取したとき。私はこれに抗えない。

どんなにつらくても、どんなに悲しくても、最高のエンターテイメント映画を観たら切り替わってしまう。悔しいよ。私の、私だけの感情が、容易く干渉されてしまうことが。いつも悪態つきたくなる。

でも、物語を摂取しようとすることもやめられないんだ。中毒なんだ。癖なんだ。

今読んでるジェイムズ・デラーギーの『55』面白い。BLEACHも面白い。

 

なんでもできるって思ったときか。うーん、レベルアップかなあ。なんでもいいから、勉強とか、語学とか、料理とか、運動とか、歌とか、なにかを頑張ること、がしたいな。いつも、やりたいのにできないこと。好きなことは、頑張らなくてもできちゃうからね。あー、好きな人たちのために何かしたりしたいなあ。でも余計だなとも思うからしないかな。

 

なんにもできない、って思ったら、遠くへ遠くへ行こうと思う。ひとりで。放浪しにいくの。全部投げ捨てて。

それだけ決めてて、駄目になったら絶対そうするって決めてるから、まだ大丈夫のままです。もし行くことになったら、ふらっと絵葉書送ったりするかも。

 

 

男女の友情は成立するか問題。

これに、一度は皆ぶち当たると思う。私は基本的に「成立する」側の人間なのだけれども、たまに懐疑的になってしまう。

こちらが友達だと思っている相手から恋愛感情を向けられると、我々は完全な友人関係にあったわけではないのかと愕然としてしまうこと、ある。

男女の友情問題。

これは最近あったエピソードだけに限らず、今までの人生において類似の事件にも関わっている問題です。成立するかどうかじゃなくて、成立したと思っていてもしていなかったりする不透明性が問題な気がしてきた。桃園の誓いみたいに、一生友情絶対マブダチの誓いをいちいち結ぶべきなのか?男女の友情云々いうと異性には限らないよなというジェンダー問題も発生するし。

どうしてこの世に恋愛なんて言う概念は誕生してしまったんだろう。

なぜ悲しいすれ違いは起こるんだろう。需要と供給の不一致。

うーん、やっぱり概念が悪いよ概念が。そもそも男女の友情、というふうに区分するものじゃないし。言語が悪い。違うかな。人かな。ううん、誰も悪くないのはわかってる。どうしたらいいかだけ、わかんないや。

次、具体的な男女友情トラウマエピソードを書こうと思います。小中高大、それぞれあるね。ねー。

 

それにしてもですよ。仲良くしてると周りにどやされる、友だちの好きな人といると微妙になる、告白されても微妙になる……。警戒しないといけなくなったり、言えることと言えないことがあったり。

ううむ、性別って煩わしい。

 

ちょっと眠いながら書いたので短い。ご容赦ください。

最近上記の問題に関するやり取りでご容赦くださいと言われた。なぜご容赦しなければならないのか。許したくないときは許さなくていいってこと、定期的に思い出さないと忘れちゃう。