kanaria―violetの日記

女子大生二人の交換日記。

【花】第4回 中学時代も私にはあったんだなあと思い出す

こんばんは。花です。
こんばんはが一番好きという話は初めて知ったし、少し意外だった。こんにちはが好きかなあ。
 
なんだかすごく間が空いてしまった。というのは、最近は勉強やら何やらで忙しい暮らしをしていたから。
To doリストを作ると、それを達成しなければという強迫観念が生まれてしまって、ゆとりある生活からどんどん遠のいてしまう。
 
強迫観念。
これは私にとって需要な語だ。
いつも何かに追い立てられていて、〇〇しなきゃ、○○すべきだ、○○をはやく、早く終わらせなきゃ、と怯えている。癖なんだと思う。やるべきことがあると、ずっと頭の隅にそれがあって、不器用な勤勉さによって、自分を追い詰めてしまう。この癖によって進捗や生産性が生まれ、仕事効率が上がっているとも言えなくはないけれど、なんだか無理やりで、不自然。
あなたは不自然だと言われたことがある。そうですねと思った。それはコンプレックスだけれども、仕方のないことだし、さほど気にしてはいない。自然体のあなたが想像できない、と、私の自然は不自然らしい。
 
 
感性の話をしていたね。やっぱり本、映画、音楽かな。ミュージカルもそう。物語や芸術による心地よい干渉を、自己に介入してくる暴力による快感を、エンターテインメントには求めているのかもしれない。
アイドルというので、完成度の高いパフォーマンスとして思い出したのは、最近公開されていた嵐のライブですね。あれはすごかったなあ、動きとか表情、歌声、ファンサ、ひとつひとつがプロで、世界観で、かっこよくで、最高にアイドルでした。あれは好きになっちゃうよなあ。

ミレーのオフィーリア、観てくれたということで、感激しました。ありがとう。しかも気に入ってくれたみたいで、よかった。

私は涙もろいほうではないので、何かを見て泣いたというような話を聞くとすごく驚いてしまう。泣きたくないという意地っ張り精神が涙腺をがちがちに固めてしまった結果で、まあ不便はしていないのだけれど、何かで涙を流せる人にも憧れはありますね。心が綺麗なかんじがしませんか?
 
オフィーリアが好きなのは、源氏物語の浮舟が好きなのにも通じています。
源氏物語宇治十帖のヒロイン、浮舟。
二人の貴公子に求婚されながらも、二人を拒絶し入水する。大好きなんですよね。男たちの意のままになってしまうことが多い源氏の世界観の中で、死を選ぶほどに追い詰められ、誰のものにもならない道を求める、憂える女。
世界がひらけたら、美術館にも行きたいね。せっかく都会にいるんだもんね。
 

不器用を極めし者なので、前髪は伸ばし続けています。
オンライン授業が始まってビデオ通話をしなければならなくなっても美容室にいけなければ、このままの状態で人に会わないといけなくなってしまう。嫌すぎます。なんかバリキャリサバサバ海外志向女っぽく見えるんですよ。そういう人に対する悪感情があるわけではなく、自認識やなりたい自分像からはかけ離れているというか。
 
 

 
恋愛遍歴、拝読しました。
特に初恋のエピソードは心温まりましたね。少女漫画のよう。終わりはかなり現実的で切ないが、誉められて嬉しくて意識してしまうというのは可愛らしいエピソード。ピュアですね。

家に入られた話は脳が理解を拒んでいる、どういうこと???こわい。盗まれたって窃盗事件ですけど、え??入……?え?
 
そしてですが、え?多くないですか?交際云々に関わらず、思いを寄せられる案件が多くないですか?これが爆モテ人生か。告白されまくりじゃないですか。9人男の子が出てきましたけど!!え??しかもなんかだいたい相手からじゃないですか?すごすぎる。実際に付き合ったり別れたりを何回も経験しているの、凄すぎる。6回告白されてますけど。魔性だなあ。
 
Мくんの話は聞いたことがあり少し憐れんでしまいましたね。まあインスタに写真を許可なくあげるひとはゴミです。(過激派)
 
うーん、私も思い出してはみたんですけど、「押せば落とせる」段階まで関係を進めても、落としたいと思ったことはあんまりない、ゆえに逃げる、避ける、かわす、みたいなことばかりで。初恋、いつなんだろう。気になるとか優しくするとか愉快犯で好きなふりをするみたいなことを抜かすと、やっぱり中学か高校になってしまう。本気の恋は今の恋が初めてという認識なのでね。まあ、細かく書いていきますか。気になるとか、話したとか、そういうのが大半になっちゃうけど。目指せ30人。


幼稚園生。
Мくんと仲良くなる。幼稚園のなかではМ君が一番善人だったので。対応から好かれていることを確信するも、引っ越しにより疎遠に。

小学生。
Iくんにバレンタインチョコを2,3回渡す。好きだったわけでもなければ告白もしていない。チョコを渡す時もお世話になっているからという名目で渡していた。ときめいたことないから、多分バレンタインイベントに参加したくて渡していたんだと思う。
友人が恋多き人で、よく相談に乗る。結果、恋愛不信に。恋なんて、と馬鹿にする節あり。
 
Gくんとものすごく仲良くなる。Gくんから告白まがいのことをされるが、かわす。「好きな人いるんだよね。だれだと思う?ヒント、名前に〇が入ってる」「えー?〇〇ちゃん?」「ちがう。3号車に席がある人」「(わたししかいないな)えー?わかんない。だれだろう?あ、もう帰らなきゃ!」
 
ピアノ教室で一緒だった違う小学校のTくんと仲良くなる。家に行くくらい親密になり、好かれていることはほんのり感じていたが、彼は大人しく、私にその気がなかったので何も起こらない。色が白くてピアノが本当にうまくて、病弱な優しい温厚な男の子だった。かわいいよってたくさん言ってくれて優しかった。入院してしまい、疎遠に。

中学生。
男子が愚かすぎて拒否反応が出る。男嫌いに。敬語でしか対応しないし壁をつくる。
 
Aくんが三国志を読んだと聞いて、気になり始める。男子は基本的に嫌いだが、Aくんは賢いし分別があるしまともだと思っていた。
好きな人だれ?と聞かれて、いないと言い続けるも強制的に「強いていうなら?」を続けられ、Aくんの名前を出す。と、好きということにされる。
そうすると、不思議なことになんとなくAくんを目で追うようになる。恋かどうかはわからにまま、なんとなくガン見していた。ら、Aくんが東京に転校することに。後腐れないし、いいや!試しに!と思ってメールアドレスを交換する。(行動派)仲良くなる。専用の着信音とか設定してた。なんだっけ、メロディーは覚えてるんだけど。三国志や古代中国史や本の話をした。誕生日は4月9日だったな……(データ収集の鬼)ドキドキはしないけどガン見はする、好きだ!とは思わないけれど話したいとは思うという、微妙な感情と行動により悩む。恋愛感情の定義を人に聞き始める。最終的に転校後に好きでしたと告白メールを送り(とりあえず行動)、きれいな思い出として保存。交際は迫ってなかったはず。なんか、気にしていた、価値を感じていた、あなたはよい人間であるということを、折角思ったんだから伝えたいと思ったんだよな。言わなきゃなかったことになるの、コスパ悪いなって。慈善活動みたいな気持ちでの告白だった、今考えるとはた迷惑だけれども。肌が白くて、欧米人みたいな顔で、手足が長くて背が高くて、経済や政治に詳しく、教養が深く、歴史が好きな人だった。

これだけ覚えていて書けるってことはこれがやはり初恋なのかしら。でもドキドキしたことはなかったし、ドキドキを知っている今となってはそうは言いづらいのよね。
 
完全に友達だと思っていたKくんと仲良くなりすぎてクラスで噂になり、男女の友情の難しさを知る。気まずくなり友情崩壊。避けるように。残念な思い出。Kくんはラグビー部で、日に焼けていて、目つきが鋭くて、シュっとしていて、ラクダに似てた。無口だけど面白くて、好きだったんだけどな。しかも友だちを通じて告白のようなことを聞かされ、失望。わたしたちの友情は友情じゃなかったの!?現象に。
 
Sくんが東京から転校してくる。同学年で一番賢い。立ち回りも上手い。飄々と自己完結した淡々としたぼーっとした人だった。吹奏楽部で、私は合唱部だったから、部室が隣で毎朝練習のときに見かけていた。二年で暮らすが同じに。気になる、仲良くなる、メールアドレス交換する。(爆速)彼も私を認めてくれていて、対等な友人関係だった。役職で仲良くなったり、勉強を教え合ったり、本を貸しあったりと中を深める。(押しに躊躇がない)委員会の仕事を手伝ってくれたり、私が委員長だった図書委員会をわざわざ選んで委員になってくれたり、互いに偶然を装って一緒に帰ったり、交差点で駄弁ったり、勉強を教えてもらったりと青春っぽいことをする。お互い決定的なことは言わず。かわいいよね、とか、人として好きだよ、とかで誤魔化しあう。痛々しい記憶。今考えると、Sくんの行動は意気地なしだしヘタレだし甲斐性無しだし、美味しいところだけ味わおうとしていて腹立たしいが、まあぬるま湯の両片思い状態が心地よかったのは事実。かつ、私も男女交際の意義を理解できておらず、付き合いたいという願望が無であったので行動せず。お互い様ですね。

ぬるま湯状態でほんのり和やかにいい感じの関係を続けていたが(かなりいちゃついていた)(罪の告白)、Sくんは卒業と同時に東京へ転校するという情報が入ってくる。当然県で一番賢い学校に私もSくんも進学すると思っており、まあ付き合うなら高校でかなとか思っていた私は衝撃を受ける。しかし、そのころには、まあそれならそれで仕方ないか、細く長く友人関係を続けよう、と決めていた。軽率な恋愛沙汰で絶縁してしまうには惜しい人材だと思っていたから。同窓会で会えたらいいや論法。(性格が出る)

進退を考えつつ受験をしていた頃、突然会うことになり漫画を借りる。そのときに、女子の中で一番好きだよ、とかいう謎の文言を言われる。彼なりの告白だったらしいが、いやわかるか!女子の中で、っている?謎。マンション横の駐車場だった。懐かしい。まあ、私もわざわざ関係を消すリスクを冒してまで交際の申し入れをする気にはなれなかったからそれまでだったんだろう。

高校性。
Bくんと仲良くなるも、「気配」を感じてびびる。私が図書委委員長、Bくんが副委員長だったので仕事上のパートナーという言葉を多用し逃げ切る。でも、友だちとして、人としてかなり好きだった。理系で、賢くて、変わり者で、数式を美しいとか言っちゃう人で、四柱推命(中国の占術)ができて、漢文が好きなひと。戦艦とかも好きだったらしく、空母とか駆逐艦とかについて教えてもらった。一度だけ休日に会ったことがあって、公園前のミスド四柱推命のやり方を教わって、それだけで解散した。意志がないことを示すためにすごくシンプルな恰好で行ったのを覚えている。人間として大好きだった。今も大好きだ。
 
高2。四月一日にYくんに告白される。Yくんとは親しくなくて、なんか文化祭実行委員でちょっと関わっていたけれどほとんど知らない人だった。友だちの友だちみたいな。いいひとだな、利発そうだなという印象ではあったので、恋愛に懐疑的なので大変申し訳ないがお付き合いはできないという返答を行う。というかエイプリルフールに告白されてかなり警戒していた。が、ただの偶然らしい。お友達から、と言うも特に連絡がなく自然消滅。恩田陸が好きと言っていた。
 
Sくんに電話で中学時代、好きだったよと告げて訣別。互いに過去形で告白しあう。
 
夏。現状、人生最大の恋。これは別途記述したいですね。スーパー青春甘酸っぱラブ祭りなので!!!まあ、好きな人Jさんが出来て、進めて、11月くらいに付き合うことに。
 
Tくんの友だちNくんに好かれてしまい微妙な立ち位置に。これはうっかりNくんを救ってしまった私が悪い。うっかりときめくようなことを言ってしまった。だって思いついたんだもん。きちんと線を引く。好きな人いるんで論法。探られ、かわし、バレる。その後相談相手(愚痴をきいてくださいました)に。Nくんはかわいい系わんこ系理系、活発、眼鏡。
 
修学旅行でYくんJさんNくんが同室と聞き戦慄。どうか恋バナはしないでくれと切に願う。どんどん仲良くなる三人。マジか。
 
後輩Fもうっかり救ってしまい(?私は知りませんが)、好かれてしまう。バレンタインをあげていないのにホワイトデーがやってくる、誉められ信仰され神聖化される、進学先……。かわいい後輩に対する対応をしていたら人生ぐちゃぐちゃにしてしまった。謝罪。好きなひとがいる話をして線を引く。
 
最終的にYTJNF私が同じコミュニティ(委員会)に属すというヤバ事案。まあすべてを知るのは私のみなので仲良く恙なく終わりましたが……。
 
高3になってTくん(仕事上のパートナー)にちょっと好きだったみたいに言われ微妙な気持ちに。友情だったじゃん!!!!!!男女の友情不成立説。やだやだやだ。まあ過去形でよかったよね。
 
 
 
こんなかんじでしょうか。
大学、今の私をまつわる異性関係はまた今度。Jさんとは現在も男女交際継続中です。次は高校の青春エピソードかな。いや無理かな。恥。
意外と私も登場人物出てきましたね。まあ微妙な相手も掘り起こしたからな。告白とかもそんなにされてないし。好きな人が出来てからの告白フラグは基本的に恐怖だったし。振り返ると色々あったなあ、しみじみしてしまいます。

長くなったな、というか長い間止めててごめんな。
よい息抜きになりました。リスニングとシャドーイングして寝ます。えらい!
最近一番力を入れていることはTOEICの勉強と運動の継続です。なかなか聞き取れなくてつらい。毎日ノルマも重い。がんばります。
それではこの辺で。花でした。